組織をよくするものは「信頼」であることを科学的アプローチで書かれた本。
内省しながら、また未来を描きながら読み進めた本。
メモ
問い:成功をおさめる組織と、そうでない組織の違いは?
答え:「信頼の文化」が醸造されているか否か
信頼を実現する8つの要素
- Ovation オベーション
- eXpectation 期待
- Yield 委任
- Transfer 委譲
- Openness オープン化
- Caring 思いやり
- Invest 投資
- Natural 自然体
委任は従業員に対して選択の権利を与えます。これは、技術革新に必要な要素です。同時に、ミスをすることを認めることでもあります。(p.130)
委譲を実現する1つの方法に「ジョブ・クラフティング」があります。従業員に作業を割り当てるのではなく、各自がやりたいことを軸として仕事を自ら設計してもらうのです。(p.157)
「1人ひとりが成功するためには、チームが一体となって目標を達成しなければならない」このように、チームのメンバーが支え合う関係があれば、「委譲」の取り組みに効果的に参加を促すことができます。(p.167)
ピーター・ドラッカーは次のように話します。「現代の組織は、上司と部下の組織ではない。それはチームである。」(p.169)
思いやりのTips
- かけがえのない個人として受け入れる
- 同僚同士の交流を促す
- 互いに助け合う
- 長期休暇制度を取り入れる
- 小さな親切を実践する
「自然体」のリーダーは自らの弱さを受け入れ、それを隠し立てしません。それは強さの裏返しでもあります。なぜなら、他社に対する優位性を誇示するのではなく、チームワークを大切にしているというメッセージだからです。(p.272)
JOY=TRUST × PURPOSE
喜びは信頼と目標意識から生まれます。(p.295)
0 件のコメント:
コメントを投稿