強い言葉のアルバム。
メンバーが入れ替わりグルーブ感が増した30分にも満たない疾走感のあるアルバム。
歌詞は日常を切り取っているが、そこには曽我部恵一のようなハッピーはない。
疾走感はあるが、ブルーハーツのようなテンションもない。
ロックンロールという音楽性をつかった若者の旗手でもない。
ただただ現実が、その風景が、フロントマン小山田壮平の吐露がそこにはある。
過去のアルバムすべてを通していえるのは、「あの日」、「君」といった現実に足を絡められ続ける後悔に似たような言葉。
それに対するように「ファンファーレ」、「明日」、「きっと」といった希望の言葉。
「なりたい」「だろう」では革命がおこるはずもない。
悔やむ日常、もどかしさ。希望。
そんな身近な若者のアルバム。
以前も紹介した"革命"衝撃。
すごくいいバンドなんだ、と堂々と宣言した曲。
愛する者に向けた感謝と希望の歌
最近出てきた日本のバンドの中では断トツ。
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